ご相談内容

桶谷式母乳育児相談室は、乳腺炎へのご対応などで歴史とノウハウのある母乳外来です。

札幌市中央区の大通駅近くにあり、母乳育児に関するすべてのご相談を受けております。

 

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たとえば……このようなご相談を受けることが多いです。

 

母乳量を増やしていきたい。赤ちゃんの体重増加がゆっくりめで気になる。

 お母様の環境や体質などの個別性と、赤ちゃんの飲み方や身長とのバランスなど、総合的にみせていただきながらアドバイスさせていただきます。

 

乳腺炎の症状や乳管閉塞など乳房の詰まり、痛みなどの症状について。

 高熱が出て、寒気がして、頭が痛くて、まるでインフルエンザの初期症状のようで、勘違いされて内科を受診して、医師から指摘を受けて来られる方もいらっしゃいます。

 

 乳腺炎は、ほとんどが「うっ滞性乳腺炎」ですが、じつに多種多様な病態があります。

 うっ滞性乳腺炎は、薬剤で対処するより、詰まりを取ることが主要な治療法となります。

 

 あやまった治療法で、乳腺炎を繰り返したり、乳腺が硬く残ってしまったり、悪化がひどくなり手術が必要となるケースもあります。

 おつらい状況ですが、それぞれの状態を詳しく診せていただきます。

 

乳頭・乳首・乳輪の痛み(白斑や亀裂、乳首を赤ちゃんに噛まれた・乳首に乳歯が当たる)など。

 過敏な部分でとても痛いですよね!

 白いニキビのようなものが乳頭に出現したり、水疱や血豆、またそれらがつぶれてしまったような状態の方もいらっしゃいます。

 

 引っ張られて飲まれたり、浅吸い授乳が原因で乳頭にキズができたり、生えてきた乳歯に噛まれてクレーターのように穴が空いたり、常に歯が当たってしまって組織がいたんでしまう、などのご相談も多いです。

 根本的な原因がありますので、その原因の解決がポイントです。

 単なる浅吸いが根本原因では無いことがほとんどです。

 浅吸いを治しても、再発を繰り返したり、乳腺が硬く残ってしまうことが多く後々、他の大きなトラブルにもつながりかねません。

 お話もあわせて詳しくうかがいます。

 

離乳食(補完食)を始めてからの母乳育児について(WHO基準について)。

 ご存知でしたか? 世間一般的に信じられている離乳食後の母乳育児と、世界保健機関のガイドラインは違っていることが多いのです。

 国によって、離乳食の進め方も異なります。ご興味のある方はお尋ねくださいね。

 

断乳後のトラブル予防やシコリを残さないためのケア、卒乳後のトラブル・ご心配について。

 断乳の後に、初めて乳腺炎になる方もいらっしゃいます。

 自然卒乳数年後から違和感や痛みを感じ始めたり、硬さを認識されたり、ごく少量の分泌が止まらず乳腺炎になる例もあります。

 

断乳前からの乳房ケア、断乳前の赤ちゃんのメンタルケアのご相談。

 断乳卒乳後のトラブル予防についての説明や、赤ちゃんに説明する方法などについてお話をさせてもらっています。

 もし可能でしたら、断乳卒乳1~2か月前にご相談ください。

 お母さんもお子さんも、明るい笑顔での卒乳をめざします(^-^)

 

正しい授乳姿勢の説明(ポジショニングとラッチオン)。

 深く、正しく赤ちゃんにくわえてもらって、乳房の奥の方からも飲んでもらいましょう!

 月齢早めがおすすめです。

 

☆直接母乳を飲まない(直接授乳困難)

 くわえさせようとしても、嫌がって離してしまう。非常に多いご相談です。

 原因のパターンがたくさんありますので、詳しくみせていただいて対処法を考えます。

 

最近、赤ちゃんのおっぱいの飲み方が変わってきたみたい…。

 乳質や分泌量、成長等によって変化することがありますので、状態を診せていただきます。

 ご心配いらないこともありますが、母乳拒否の兆候のこともあります。

 

哺乳を嫌がるようになってきた、嫌がって飲まなくなった。

 突然いやがって母乳を飲まなくなってしまうこともあり、母乳がたまって痛い、というご相談もあります。

 できるだけ早めにお越しください。

 

☆くわしい搾乳方法について。

 お仕事復帰の方や、赤ちゃんがNICUに入院中の方など、こちらもよくあるご相談です。

 肩や背中が凝らないよう力を入れすぎず、催乳をうながしながら、圧迫する手がキーポイントになります。

 

お仕事復帰にあたり、授乳を継続したい・または断乳予定の方。

 職場復帰や新規ご就職にあたって、母乳育児の継続はそれほど大変なことではありませんが、断乳ご希望の方もご相談ください。

 

 母乳がたくさん出過ぎて困ってしまう。

 まわりの方はうらやましがりますが、母乳が必要以上に分泌されてしまうためお母様は疲れやすい傾向があり、赤ちゃんは飲み過ぎて苦しそうにしていることもあります。複数の対処法を試していただきます。

 左右片方ずつ、赤ちゃんが離すまで飲ませる授乳法は、たくさんの理由からおすすめできません。

 

赤ちゃんが母乳を飲みすぎているのでは、と心配。

 以前は、母乳はどれだけたくさん飲んでも良い、と言われていました。しかし最新のエビデンスは異なります。

 

豊胸術や乳房の手術を受けたが母乳育児をしたい。

 ご出産前に腫瘤除去術などを受けられていて、その周辺のうっ滞やトラブルが気になる方、

 豊胸術を受けられて母乳育児を実践したい方からのご相談があります。

 

☆ 粉ミルクと母乳の混合栄養を継続したい

 粉ミルクの量がどの程度であれば適正なのか、のご相談もよくあります。

 

☆ 双生児や飲みにくい状況の赤ちゃんの母乳育児について

 双子さんのお母さまのご相談も多いです。

 母乳育児を併用した方が、ホルモンの影響でお母様も疲れにくいように思います。

 母乳育児はこつをつかめば、考えるほど大変ではありません。

 また、ダウン症候群や口唇口蓋裂などの赤ちゃんも多く来られています。

 

妊娠中に産後スムーズにいくよう母乳育児の話を聞きたい。

 妊婦さんからのご相談もあります。妊娠中に母乳育児の説明を聞くと産後の母乳育児がうまくいく、という研究論文があります。

 ご体調をみて、ご相談くださいませ。

 

授乳によって気分や体調が変化する。

 なかなか理解を得られないお話ですが、おっぱいをあげることで不快感等々を感じる方がいらっしゃいます。

 授乳をあきらめる前に、ご相談いただければと思います。

 

桶谷式直接哺乳訓練用 母乳育児相談室哺乳器(ほにゅうびん)の使い方について。

 桶谷式の哺乳びんについて、よろしければさまざまなブログや口コミなどを見てみてくださいね。

 哺乳びんで、おっぱいの飲み方が大きく変わります。